こちらとしては書きやすいけど、見た目は細くていい感じしないし、どうなんだろう・・・
カジュアル過ぎますし、人によっては「常識のない人だなー」と思われるかも知れません!
日本は礼儀と慣習を重んじる国であり、古くからの慣習が数多く存在します。
しかしその全ての習わしを完璧にこなすのは難しいですよね。
特に喪中での文書や手紙には独特のマナーがあり、特に慎重になる場面でもあります。
ここでは、普段やり取りする機会が少ない喪中はがきのペンの選び方について知っておきましょう。
正しいペンの選ぶのにはしっかりとした意味や理由があるので、意味や理由を知っておけば、今後うっかり忘れてしまう心配もないでしょう。
喪中はがきの宛名にボールペンはカジュアルすぎ!
宛名を書く際の筆記用具に正式な決まりがあるわけではありません。
ですが喪中はがきは厳粛な書面になりますので失礼のないように送りたいですね。
「家にあるペンはボールペンしかないし、(赤などの)色のあるペンでなければ大丈夫かな?」と思ってしまいがちですが、宛名書きにボールペンの使用は控えましょう。
ボールペンは一般的に「略式のペン」という印象が強く、喪中はがきに限らず正式な書面を送る場面では避けるのがマナーとされています。
受け取った方も、宛名がボールペンで書かれていると全体的なバランスの悪さから、どうしてもカジュアルな印象を受けてしまいますよね。
※例えはこのように「ありがとう」とボールペーンで書いてみても、線の細さが目立って簡易具合が目立ってしまいますよね。
ひょろひょろ感もあるので、これだと字がうまい人が使って"なんとか様になる"程度です。
万年筆のような書き味のボールペンもあり迷ってしまうお気持ちはわかりますが、確実に失礼のないよう送るためには、やはり筆ペンや万年筆を選びましょう。
最近の筆ペンはとっても書きやすく改良もされていますので、筆ペンに自信がない方もチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
宛名書きに使っても良いペンの種類
喪中はがきに利用できる筆記用具の種類は格式順に、
「毛筆」・「万年筆」・「筆ペン」・「サインペン」
の4種類です。
まず「毛筆」ですが、日本の伝統文化である毛筆は、どんなシーンでも重宝される最も丁寧な形ですね。
しかし、普段から使い慣れていない方には少し使いづらいもの。
毛筆でなければ失礼にあたるというわけではないので、毛筆に拘る必要はありません。
次に「万年筆」も形式張った書面でよく利用され、喪中はがきの宛名書きの際にも確かな筆記用具です。
滑らかな書き心地が特徴ですが、にじみやすく、使い慣れている人でない少し書きにくいかもしれません。
尚、喪中はがきに使用する場合の万年筆のインクを選ぶ際はブルーブラックではなくブラックを選びましょう。
そして「筆ペン」ですが、実は1番オススメです。
現在最も一般的な方法となっており、コンビニや100円均一などでも気軽に購入できるのも嬉しいですね。
毛筆タイプの筆ペンは書きあがりも本格的ですが、初めて筆ペンを使用される方には硬筆タイプのものがオススメです。
サインペンに近い書き味で、「ハネ」「ハライ」が決まりやすいので、書きあがりの字もきれいに見えます。
4つ目の「サインペン」ですが、喪中はがきの宛名書きで使用しても問題ありません。
しっかりと濃く書くことができるので宛名書きに利用される方も多い筆記用具ですが、入手のしやすさは筆ペンと変わりませんので、できればより丁寧な筆ペンをオススメします。
送りたいお相手や、ご自身の使いやすさという点から選んでみてくださいね。
どの筆記用具を使う場合も、色は薄墨ではなく、はっきりと読める黒が良いでしょう。
喪に服している間の喪中はがきではありますが、弔事の際の書面とは切り離して考える必要があります。
郵便局の方で読み取り間違いのないようお届けしてもらう必要がありますので、宛名に関しては、黒で書いた方が無難です。
失礼にもあたりませんので安心してくださいね。
そもそも宛名は手書きのほうが良いの?
手書きの宛名のほうが丁寧に見るのは間違いない
近頃では印刷された宛名を多く見るようになりましたが、出来れば手書きで送りたいと思っている方も多いのではないでしょうか?
どんな書面でも、手書きは丁寧で心のこもった印象を受けます。
「最近は宛名も印刷するのが主流みたいだから、やっぱりそのほうが良いのかなぁ…」と、手書きか印刷かで迷われている場合は、気にせずに自分らしく手書きで書いてみましょう!
例え字に自信がなくとも、丁寧な気持ちは受け取った相手にも伝わることでしょう。
酷い字だともらったほうも「なんで印刷しなかった?」と思われることもあります。
プリンタで宛名印刷しちゃうと相手に失礼に当たる?
喪中である間には、言うまでもなくしなければならないことが多くとても忙しいもの。
枚数が多くなる場合は、なおさら手が回りません。
そんな時は無理をせず印刷で送りましょう。
仕上がりも綺麗なため印象も悪くはありませんし、喪中はがきだからといって宛名印刷が失礼にあたることもありません。
今はたくさんの字体からお好みの字体が選べるようになっていますので、喪中はがきの場合は一般的な楷書体や毛筆風の筆書体を選ぶと良いですね。
ちなみに送る枚数が少ない場合、パソコンに宛名を入力して印刷をするよりも、手書きの方がずっと早かったりもしますので、どちらにしてもケースバイケースで負担のない方を選ぶのが良いでしょう。
最初からこういう印刷サービスを使うのが一番手間も省けておすすめなんですけどね(^-^;
宛名を横書きにしても問題なし?
日本語は縦書きが正式ですので、正式には喪中はがきの宛名は縦書きとするのがマナーとされています。
特に目上の人に出す場合は、宛名面、裏面ともに縦書きのほうが良いでしょう。
ちなみに、喪中はがきに限った事ではなく、書面を送る際は裏面の挨拶文が縦書きなら宛名面も縦書き、と表面と裏面の書き方を揃えることが基本です。
喪中はがきを送る際の表面は縦書きが一般的ですので、あえて宛名面を横書きにする理由はありませんよね。
喪中はがきに宛名シールはダメ、絶対!
喪中はがきは正式な書面ですので、企業のDM(ダイレクトメール)を送付する際に使う宛名シールは宛名に使わないようにしましょう。
まとめて大量に送るDMのようなイメージのある宛名シールは、喪中はがきでは失礼にあたりますので注意が必要です。
もし、宛名シールで喪中はがきが届いた場合、DMと勘違いし見落としてしまう恐れもあります。
喪中はがきのような正式な書面では、手書きもしくはハガキに直接印刷してくださいね。
私の場合は最初から宛名印刷にしました…
※これは、私がおたより本舗で依頼した宛名印刷も込みの喪中はがきです。
字を上手く書くのは本当に難しいですし、結局ボールペンが一番書きやすいんですよね。
筆ペンのような柔らかいのは、習字とか習っていないと扱えないのが普通かと思います。
なので私は最初から宛名書きを諦めました(^-^;
その代わり、宛名印刷も無料でやってくれる喪中はがき印刷サービスを使ったんですね。
書き損じが無いですし、どう考えてもこれが一番良かったです。
ボールペンとか万年筆とかあれこれ考えることもなく、本当にこれが一番便利でおすすめだったりします(^-^;
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喪中はがき、どこで注文しよう...とお困りなら!
私も父が他界するまで喪中はがきの準備方法なんて全く知識がありませんでした。
安いって言うのはつまり、つまりコストパフォーマンスという表現でも同じですね!
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